当サイトが提供する掲載情報(広告含む)について
『親守りのススメ』は、筆者が実際のサービスや製品を使用した際の経験談や、利用者のインタビューなどを基に独自に作成しております。企業様より広告を出稿いただいておりますが、当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や支払いの有無が影響を及ぼすことはございません。 また当サイトで得た収益は、サイトを訪れる皆様により役立つコンテンツを提供するために、情報の品質向上・ランキング精度の向上等に還元しております。※詳しくはこちら皆さんは、ご自身の親が今どんな状況にあるか十分に把握していますか?
お子さんのいる方はわかるかもしれませんが、子供の成長は気づいたら歩けるようになり、親がはっとするようなことを口にしたりと、少しづつですが確実に成長していきます。
一方で、私達の親は年を重ねるごとに少しづつですが、体が不自由になり、できなくなることが増えていきます。近くに住んでいれば、そのような些細なことにも気づくことが出来るかもしれませんが、遠方に住んでいるとそうはいきません。
また、年老いたとしても親は”親”でありたいと思うからか、なかなか不具合があっても口にしてくれることは少ないものです。
そんな中で、最も親のことを理解するうえで最適なのは、帰省して直接親と触れ合い、今の生活を知ることです。しかし、昨今の穏やかでない状況の中、なかなか帰省しにくいと感じる方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は代替手段としてのオンライン帰省について共有化したいと思います。
この記事によって以下のことが分かるようになります。
- 帰省することによる、親の見守り効果について理解できるようになる
- オンライン帰省のやり方が理解できるようになる
- お勧めのビデオ通話のやり方や、遠隔操作によるこれらの設定手段が分かるようになる
穏やかでない状況の中、離れて暮らす私達親子が直接触れ合える機会は限られてしまいました。
それでも、少しでも親のことを知るためにオンライン帰省をしてみてはいかがでしょうか?
帰省は親のことを知るきっかけとして最適です
帰省することで、これからの親の関係が築けるきっかけになります
前述の通り、離れて暮らすとお互いの細かな状況を理解することが難しくなってきます。
しかし、コンスタントに親のことを理解することで、今後自身の親に起こりうる出来事に対し柔軟な対応ができます。それにより、自身の家族や親族の関係も悪化させることなく、後悔なく自身の親を送り出すことが出来ます。
そこで大切になってくるのは、普段の親とのコミュニケーションです。
なかなか、普段遠方の親と話す習慣がない方でも、お正月やお盆などの年間行事は、家族が集まり、話せる口実ができる絶好の機会になります。
帰省することによるメリット
帰省によって得られるメリットは、親の生活を直接肌で感じることが出来る点です。
子供に迷惑をかけたくないといった気持ちから、定期的な電話での会話だと、弱った姿を見せないように話をする親が多いかと思います。
しかし、直接帰省をして直接親に会ったり、実家の様子を観察することで、親の健康状態や生活状況を肌で感じることが出来ます。
こうした、細かい所を肌で感じることで、将来の親のことについて意識が向き、早い段階で情報を収集し、結果として双方にとって最善の行動をとることが出来るはずです。
帰省しにくい昨今、代替手段はないだろうか
とはいえ、昨今の穏やかでない状況の中で、直接帰省することが難しくなっています。近場に実家があるならまだしも、遠方に住んでいるのであればなおさらなのではないでしょうか。
そこで、代替手段としてオンライン帰省を頻繁に定期的にすることをお勧めします。
なかなか帰省しにくい今だからこそ、オンライン帰省しませんか?
オンライン帰省とは?
オンライン帰省とは、テレビ電話等を通じてオンラインで実家の親と親交を深めることを指します。
2020年のゴールデンウィークに出てきた用語で、実際に帰省せずにビデオ通話で実家の親と触れ合った方も多いのではないでしょうか?
しかし、親とのやり取りについてもう少し意識することによって、直接帰省する効果に近いものを得ることが出来るはずです。
オンライン帰省をするうえでのポイント
ただ単純に「最近どう?」といった内容だけで親の状況を確認してはいないでしょうか?
そこで、活用してもらいたいのが厚生労働省が2006年に出した”基本チェックリスト”です。
基本チェックリストとは、65歳以上の高齢者が自身の生活や健康状態を振り返り、心身の衰えを確認するするために使用されれる25のチェックポイントが書かれたリストになります。
こちらのリストに書かれている内容をオンライン帰省時に上手く組み込むことによって、親の健康状態の確認に利用できます。
具体的な内容を抜粋すると以下の通りとなります。
- バスや電車で、一人で外出していますか
- 日用品の買い物をしていますか
- 預貯金の出し入れをしていますか
- 友人の家を訪ねていますか
- 家族や友人の相談にのっていますか
- 階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか
- 椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか
- 15分位続けて歩いていますか
- この1年間に転んだことがありますか
- 転倒に対する不安は大きいですか
- 6ヶ月間で2kgから3kg以上の体重減少がありましたか
- 身長(cm)と体重(kg)およびBMI ※
- 半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか
- お茶や汁物等でむせることがありますか
- 口の渇きが気になりますか
- 週に1回以上は外出していますか
- 昨年と比べて外出の回数が減っていますか
- 周りの人から「いつも同じ事を聞く」などの物忘れがあると言われますか
- 自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしていますか
- 今日が何月何日かわからない時がありますか
- (ここ2週間)毎日の生活に充実感がない
- (ここ2週間)これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった
- (ここ2週間)以前は楽にできていたことが今はおっくうに感じられる
- (ここ2週間)自分が役に立つ人間だと思えない
- (ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする
※ BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)が18.5未満の場合に該当とする
”基本チェックリスト”について詳しく知りたい方は以下のサイトが役に立ちます。
お勧めのビデオ通話方法は?
ビデオ通話を行う手段は多岐に渡ります。例を以下に示します。
- LINE
- FaceTime
- Skype
- Zoom
- Google Duo
- Microsoft Teams
- たくのむ
などなど・・・
挙げればキリがないですね…
これらの中で、オンライン帰省で使うのに適した条件は以下のものが挙げられます。
- 使用しているパソコン、タブレット、スマートフォンに対応しているか
- 既に使用している、もしくは導入が簡単か
- 使い勝手がいいか
この3点を考慮して考えると、親世代を含め既に使用している方が多い”LINE”を使用されるのが最も良いと考えられます。
実際に、私の親族が現在入院中であったり、介護施設に入っているのですが、コロナウィルスが猛威を振るう中で、オンラインでの面会で指定されたのがLINEでした。
それだけ使用している人が多いということで、病院や介護施設でもLINEを指定しているのではないでしょうか。
ただし、既に別の手段で親と連絡できるようであれば、その手段を使用するのが最も良いかと思います。
LINEを用いたビデオ通話を行う方法
LINEを用いてビデオ通話を行う場合は以下の手順を踏むことになります。
- LINEアプリのインストール(スマートフォン・タブレット・パソコン)
- 新規登録・引継ぎの実施
- 友達の追加
- ビデオ通話を行う
LINEは国内で使用しているユーザーが圧倒的に多いので説明は不要かもしれませんが、念のため以下に設定方法のリンクを貼っておきますね。
親とオンラインでより良く繋がるために
離れた親とのオンライン帰省をするうえで、必要となるポイントについてこれまで書いてきました。
最後に、オンラインで離れた場所に住む親と良い関係を実現するうえで、役に立つ通信サービスを紹介したいと思います。
トーンモバイル
トーンモバイルは、子供世代やシニア世代に注力した格安スマホサービスです。
遠方の親のスマホをこちらのサービスに変更することで、遠隔操作によるスマホの設定や、見守りサービスも使用することが出来ます。
実際にLINEなどの設定を遠隔操作で代わりにしたり、普段の見守りをこのサービスでまとめることが出来るなどなかなか独自性の高いサービスになります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
ソフトバンクエアー
ソフトバンクエアーはソフトバンクグループが展開する、工事がいらず、専用機器をコンセントにつなぐだけでインターネット環境が手に入るサービスになります。
オンラインを通じた親とのつながるうえで、インターネット設備がそもそもない、もしくは古い通信規格のインターネット設備を使用しており、かつそれらの知識に疎いご両親を持つ方々にとって、ソフトバンクエアーは有力な選択肢になるのではないかと思います。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
まとめ
コロナウィルスの流行が始まり早一年となり、生活様式も大きく変わりました。
そのような中で、遠方に住む親との関り方も変わり、オンラインを通じた繋がりが当たり前になりつつあります。
ただ何となくテレビ電話をすることもできますが、親が現在どんな生活をしているのか、そして何か問題があるのなら、今後どうしたらいいのかを意識しながらこれからのことを考えていくことが、オンライン帰省では大切なのではないかと思います。
新しい技術も活用しながらも、昔から変わらぬ大切なものである”思いやり”を持ちながら家族と関わり、繋がれたらいいですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。