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その中でも、「親の見守りプラン」はセコムの他の見守りサービスの中でも警備会社のノウハウを活かした主力のサービスになります。
この「親の見守りプラン」ですが、見守りのために必要となる機器類を「買い取る」か「レンタルする」かで料金が大きく変わることはご存じでしょうか。
これらの料金プランはそれぞれどのような場合に選ぶべきなのか、そして結局どのプランで契約するのが得なのかを実際に最長15年間契約した場合を試算しましたので、これらのデータを基に解説していきます。
それではよろしくお願いします。
セコムの「親の見守りプラン」の料金体系について
セコムの「親の見守りプラン」の料金体系は以下の通りです。
- レンタル契約:月額料金+工事費+保証金
- 買取契約:月額料金+買取システム料金(機器費用+取付工事費)
まずレンタル契約については月額の基本資料量に工事費、保証金がかかります。
この保証金ですが、20,000円(非課税)となっており、解約時には返却されます。
一方で買取契約に関してはこの保証金は必要となりません。
この前提で実際に高齢者見守りサービスの料金について試算したいと思います。
セコムの「親の見守りプラン」の料金について試算してみます
それでは、実際に以下の条件で「親の見守りプラン」をレンタル、買取でそれぞれ契約した際に発生する料金を見ていきたいと思います。
試算するにあたって以下の条件で契約したとします
まず受けられるサービスは以下の通りです。
- 万が一のための駆け付けサービス
- 電話健康相談サービス
- 安否見守りサービス
- 防犯サービス
- 火災監視サービス
また、この時の各種料金、および使用する機器は以下の通りです。
契約形態 | 月額料金 | 工事費 | 機器費 | 保証金 |
---|---|---|---|---|
レンタル契約 | 5,060円 | 48,400円 | - | 20,000円 (非課税) |
買取契約 | 3,410円 | - | 219,890円 | - |
マイドクター (緊急通報サービス) | 火災センサー (火災監視サービス) | 扉・窓センサー (防犯サービス) | 空間センサー (安否見守りサービス) |
---|---|---|---|
1個 | 1個 | 1個 | 2個 |
なお、「親の見守りプラン」のサービス内容については、本サイトの『セコム”親の見守りプラン”の内容と料金を調査しました』の記事を参照ください。
実際に試算した結果は?
実際に最長で15年間契約した場合までを試算してみました。
基となる結果は以下の通りです。
なおこの結果は、保証金込みの結果であることをご理解ください。
上記のグラフと表を見ていただきたいのですが、はじめは「レンタル契約」が安いのですが、徐々にその差は縮まり、契約してから7年目に「買取契約」とほぼ同額となります。
それ以降は、「買取契約」に比べ「レンタル契約」が高くなっていきます。
なお、「親の見守りプラン」はオーダーメイドのサービスではありますが、傾向としてはどの場合でも同じであると考えられます。
長期的な視点で考えると買取がお得になります
このことから、今回の試算ではセコムの「親の見守りプラン」は7年以上契約することを考えると「買取契約」が安くなることが分かりました。
また、以前の記事ではALSOKの同様のサービスである『みまもりサポート』でも試算を行っていますが、この場合は5年以上契約するのであれば機器を買い取るほうが安いという結果となっています。
親の見守りはすぐに終わったりするものではないと考えられます。
ですので、いずれも長期的な視点から機器の買取を選択することが、一番賢いと言えます。
より安くセコムの高齢者見守りサービスを利用するために
これまでセコムの「親の見守りプラン」の各種料金プランによる支払額をシュミレーションしてきました。
こうして具体的な金額を見ていると、ある程度まとまった金額が必要となり、このまま契約するのを躊躇してしまう方がいるかもしれません。
実を言うと、皆さんが日常生活で契約している各種サービスの会員限定でセコムの「親の見守りプラン」を含む各種サービスをより安く、もしくはキャッシュバックなどの特典を得ることが出来ます。
詳しくは本サイトの『セコムを割引・お得に契約しましょう 見守りにも対応しています』の記事を参照ください。
しっかりと見積もりを立てて納得のいく契約をしましょう
今回はセコムの「親の見守りプラン」のサービス料金について、オプションを付けた状態で「レンタル契約」が良いのか、「買取契約」がいいのかをそれぞれ見てきました。
今回の「親の見守りプラン」もそうですが、様々なオプションが付いていたり、料金プランが複数あるとどのような形で契約したらいいのか迷ってしまいますよね。
今回のように、ご自身で必要なサービスを選び、費用を算出することで、その答えが見えてくるかと思います。
一方で、今回のような料金表を準備したり、自ら計算するのは大変と考えられる方も多いでしょう。
その場合は、実際にセコムから資料を請求し、十分理解したうえで、これらの資料を基にセコムの担当者の方に見積もりを立ててもらうことも有効な手立てだと思います。
ぜひ費用を具体的に数値化して、皆さんにとって最適なサービスを選んでみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。