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”親には一人暮らしをさせなさい”をレビュー

"親には一人暮らしをさせなさい"をレビュー
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私達は年齢を重ね、社会的・経済的に独立して、頼られる存在となり、ある人は家庭を持ち、子供を育てていく中で、自身の生活を成り立たせるために懸命に生きていきます。

その一方で、これまで私達を育ててくれた親は年齢を重ねるとともに衰えていきます。

離れて暮らしている場合、まだまだうちの親は大丈夫とはじめは思っていても、会うたびに衰えが見えていく姿を見ると、これから先の親との関りをどうしていくか不安になる方もいるかと思います。

そんな中で、遠方に住む子育て世代の方に最初に読んでもらいたいのが、三村麻子氏著の”親には一人暮らしをさせなさい”です。

それでは、よろしくお願いします。

目次

”親には一人暮らしをさせなさい”ってどんな本?

”親には一人暮らしをさせなさい”ってどんな本?

著者の方はどんな人?

著者の三村 麻子さんは元々葬儀業者で司会業をやってきていました。

その際に感じた葬儀の在り方や、業界に疑問を持ち、現在では起業し、主に親の見取りのサポートを主にされている方になります。

”親には一人暮らしをさせなさい”が言いたいこと

そんな筆者は”自分や家族を犠牲にすることなく、次世代を守りながら「持続可能な介護」を目指すというコンセプトで書いたのがこちらの本になります。

本書のタイトル”親には一人暮らしをさせなさい”は、”親子がともに支えあう関係を気付くため、そして親に愛情を持ち続けるために、適度な距離感を保ちましょう”というメッセージが込められています。

”親には一人暮らしをさせなさい”で何が学べるか?

本書では、前述の通り、年老いた親が一人暮らしをすることがなぜいいのか、そして離れて暮らす親と付き合っていくにあたって、どのような点を気にしなければならないのかについて学ぶことができます。

”親には一人暮らしをさせなさい”はどんな人におすすめか?

本書は本ブログの主な対象者である遠方の親と離れて暮らす私達子供世代はもちろんのこと、今後年老いていく親とどのように付き合っていけばいいのか考えている皆さんに全般にお勧めできる本になります。

本書の目次

”親には一人暮らしをさせなさい”の目次

”親には一人暮らしをさせなさい”にはどんなことが書かれているのか、目次を一部抜粋します。目次については、出版社である永岡書店のホームページに全て記載されているので、全て見たい場合はこちらをご覧ください。

第1章 なぜ”親には一人暮らし”なのか?
・親が元気なうちは、”遠距離恋愛が”理想の関係
・高齢者の大半が今後も自宅暮らしを希望
・住み慣れた生活圏でこそ幸せに暮らすことができる
・途中からの三世代同居はどこかで必ず無理が生じる

第2章 親が元気なうちにしておくべきこと
・親のお金は 遺産ではなく 介護資金と考える
・介護資金にいくら使えるか親と一緒に整理する
・高齢者特有の危険を未然に防ぐためのリスクマネジメント

第3章 離れて暮らす親との付き合い方
・一人暮らしの親を見守るために 子の立場でできること
・高齢者の生活をサポートする 様々な行政サービス
・家族や親族の間で連絡体制を整えて 見守りの役割分担を決める

第4章 “ちょっと困った親” の処方箋
・コミュニケーションが極端に取りづらい場合は障害を疑う
・介護資金を調べるために知っておきたい ちょっとした裏技
・親子や夫婦の”愛情貯金”が 将来の豊かな関係を築く

第5章 親の体が不自由になったら
・介護の頼もしいパートナー! ケアマネージャーの仕事と付き合い方
・親の介護の取り組み方は 子どもに引き継がれる
・できるだけ早い段階で 要介護認定の真背をすませる

第6章 早めの”介活”で家族みんなが幸せに
・待機高齢者にさせないために 親が元気なうちからはじめること
・資金に余裕がない家庭ほど 早めに入居の検討を
・大人から少年少女、そして乳幼児へ 介護は子育てと逆方向に進む

”親には一人暮らしをさせなさい”にはどんなことが書かれているか?

”親には一人暮らしをさせなさい”にはどんなことが書かれているのか?

前述の通り、本書には遠方で暮らす親との付き合い方について幅広く記載されています。

その内容は各章の冒頭に漫画でどんなことが描かれているのかを分かりやすく記載しています。

また、その後の文章についても、専門用語も少なく、読みやすい内容になっています。

 

では、その概要についてこれから説明します。

まず親に一人暮らしをさせることの理由について記載されています

一般的に第三者から親と同居していないと、冷たい子供だと思われてしまうのではないかと考える方が多いかと思います。

しかし、私達は既に独立し、場合によっては自身の家庭を持っています。

そのため、本書では自身の家庭を犠牲にすることなく、お互いが気遣いあえる”遠距離恋愛”が理想であると唱えています。

また、親としても今更長年暮らしていた街を離れ、人間関係を新たに構築するのは負荷となり、さらに私達世代の家庭の生活習慣に慣れるのも大変です。

実際に本書では、内閣府や東京都福祉保健局の発表で親世代はこの家族とは別居をしたい人の方が多いとのデータを示しています。

一方で、離れて暮らすことによるデメリットとして、親とのコミュニケーション不足や家事に対することが記載されています。

しかし、これらは定期的な電話やガスコンロをIHに変えるなど、子供の働きかけ次第でフォローは可能であると書かれています。

こうして、離れていても現実に目を向けて”今できること”を探しやっていくことが大切だと本書にて強調されています。

一人暮らしをする親との関わるにあたっての前提が書かれています

では、実際に離れて暮らし、見守っていくにあたってどのようなことが必要なのか、筆者はコミュニケーションを円滑にし、親子関係をできる限り良好にすることを提唱しています。

次に、確認すべきは親のお金の把握です。

親のお金のことは正直聞きづらいですが、親のお金は将来受け取る遺産ではなく、親自身のための介護資金であることを念頭に聞いてみることが大切だと書かれています。

そして親の判断能力が十分なうちに、親が認知症になった際に親の資産が凍結されないように”任意後見契約”と”財産管理等委任契約”が必要になりますので、こちらについても手続きができるようにしておくことが勧められています。

あとはコミュニケーションによって、親の人間関係や、希望、好みといったものを聞いておくことが、万が一のことがあったときの助けになるとのことです。

一人暮らしをする親の状況に合わせた付き合い方が書かれています

これから親はどんどんと年を取り、衰えていきます。

元気な時や、親が倒れたとき、そして実際に介護が必要になった時と、その状況に合わせた親との付き合い方が具体的に示されています。

また、普段から仲の良かった親子であればいいのですが、普段からコミュニケーションの取りづらい、いわゆる”困った親”にはどう対処したらいいのかについても書かれています。

親の言動に振り回されないようにNoと言えるものはNoということ、そして、今後の介護資金に関しても会話での情報収集は難しいと考えられるため、提案する代替手段で情報収集することが提唱されています。

”親には一人暮らしをさせなさい”を読んだ後は・・・

”親には一人暮らしをさせなさい”を読んだ後は・・・

まずは、できる限り自身の親と定期的なコミュニケーションを取れるようにすることが大切なのではと考えています。

元々良好な関係であれば問題ないのですが、定期的な親の状況の把握と、いざというときのためのアクションの起こしやすさで差が出てくると感じています。

例えば、私の場合ですと、父との連絡は本来は年に数回程度だったのを月に1回はするようにするようにしました。

そうすることによって、その時の状況が定期的にアップデートされるようになり、とりあえず元気ということで安心ですし、次に何かあったときも以前に比べ、父親と話すことに抵抗がなく、アクションが起こせるなと痛感しています。

あとは、自身の家庭を大切にすることが大切なのかと思います。本書にもありますが、親子や夫婦の”愛情貯金”が今後の豊かな関係を築くことに繋がり、見返りを求めるわけではないですが、やがて積み重なった愛情はいずれ恩として帰ってくるはずです。

まとめ

”親には一人暮らしをさせなさい”まとめ

本書は、離れて暮らす親との付き合いをするうえで大切なことが、全編にわたって記載されています。

自分や、自身の家族の生活を守り、そしてできる限りできることを親にしてあげるためにも、本書を読んでみることをお勧めします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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