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ではさっそく、新作発表会にて得られた情報を紹介していきたいと思います。
株式会社サウンドファンの開発者の方々の想いが、皆さんに伝わると嬉しいです。
ミライスピーカー・ステレオの概要
「ミライスピーカー・ステレオ」発表会の場において、ついにその詳細が明らかとなりました。
まずは、コンセプトムービーをご覧ください。
次に、「ミライスピーカー・ステレオ」と既存の「ミライスピーカー・ホーム」を比較してみましょう。
ミライスピーカー・ステレオ | ミライスピーカー・ホーム | |
---|---|---|
型式 | コンパクト曲面サウンド スピーカーシステム (ステレオアンプ内蔵) | コンパクト曲面サウンド スピーカーシステム |
スピーカー 形式 | 新開発ハイブリッド方式 曲面振動板スピーカーユニット (特許取得済) | 新開発ハイブリッド方式 曲面振動板スピーカーユニット (特許取得済) |
周波数特性 (参考値) | 150Hz~20kHz | 250Hz~20kHz |
アンプ出力 | 実用最大出力 15W×2 | 18W |
入力 | 光デジタル入力 3.5mmステレオミニジャック | 3.5mmステレオミニジャック |
使用環境 | 温度-10℃~+40℃ 多湿環境はさけること | 温度-10℃~+40℃ 多湿環境はさけること |
サイズ | W542mm×H87mm×D160mm | W86mm×H143mm×D212mm (上部ツマミ突起部分含む) |
重量 | 約1.7kg (ACアダプター120g別) | 約690g (ACアダプター120g別) |
電源 | 付属品 ACアダプター使用 (DC IN 12V 2A) | 付属品 ACアダプター使用 (DC IN 12V 2A) |
付属品 | リモコン・単三電池 光デジタルケーブル 音声ケーブル 電源アダプター 取扱説明書 | 音声ケーブル 電源アダプター 取扱説明書 |
価格 | 39,600円(税込) | 29,700円(税込) |
「ミライスピーカー・ステレオ」は現在併行して引き続き発売している「ミライスピーカー・ホーム」と比較してステレオ音声で聞くことが出来ます。
これにより、サウンドバーのように聞こえにくさを感じる方とそうでない方が、テレビから臨場感のあるサウンドを体験することが出来るという触れ込みです。
また、「ミライスピーカー・ホーム」にはなかった光端子接続や専用のリモコンが付き、更に利便性が向上しています。
上記の機能が追加されて、価格は39,600円(税込)と現行の「ミライスピーカー・ホーム」の29,700円(税込)に比べて価格は上がるものの、それ以上の価値がある仕様であると感じました。
その理由をこれからしっかりとお伝えします。
ミライスピーカー・ステレオはお客様の声を反映しています
「ミライスピーカー・ホーム」は、2020年に独自の特許技術により、老人性難聴など聞こえにくさを感じる方と、健常者の方両方が同じ環境でテレビを視聴することの出来るという触れ込みで発売されました。
「ミライスピーカー・ホーム」は、発売されて約3年で販売台数20万台の大ヒットとなりました。
amazonのオーディオスピーカージャンルの売れ筋ランキングでも1位を取得するなど、「ミライスピーカー・ホーム」は多くの人に愛されていることがわかります。
お客様の声として、満足度は総じて高いものの、一点惜しいと思われている点がありました。
当サイトでも、お客様の声を調査しましたが、総じて評価が高かったです。
それは、「テレビの音をステレオで聞きたい」ということです。
そこで、株式会社サウンドファンでは2020年から80回以上の試作を繰り返し、3年以上の歳月をかけ、この度、「ミライスピーカー・ステレオ」を開発しました。
ここでのポイントは、ただ聞き取りやすくするだけではなく、音質も満足して頂けるものということです。
「ミライスピーカー・ホーム」はなかった光デジタル端子、リモコンが付属しています。
「ミライスピーカー・ホーム」はイヤホン端子で接続する方法を採用していました。
イヤホン端子は、接続が簡単ですが、音質は光デジタル端子で接続する場合に比べて音質は劣ります。
光デジタル端子でテレビと接続し、さらにステレオ環境が整ったことで「ミライスピーカー・ホーム」以上に高い音質でテレビを視聴が可能となります。
なお、光デジタル端子の接続は面倒なのかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
詳しくは以下の動画をご覧ください。
ミライスピーカー・ステレオはデザインにもこだわりました
「ミライスピーカー・ステレオ」はデザインにもこだわりがあります。
前述の通り、「ミライスピーカー・ステレオ」は、3年間もの期間を要しています。
その内の1年はデザインに費やされているとのことでした。
曲面サウンドスピーカーシステムを連想させるもの、そして、聞こえにくさを感じる方も、そうでない方も様々な方に受け入れられるものとしてデザインされたとのことです。
そして、デザイン担当の方がこだわったのが、「ミライスピーカー・ホーム」では白色だった曲面振動板を黒色にしたことです。
自前の「ミライスピーカー・ホーム」を確認しましたが、この白色は確かに目立ちますね。
この白色の振動板を黒色にするためにとても苦労されたそうです。
この色を変えるだけで振動板の性質が変わってしまうため、黒色にしながら振動板の性質を既存のものに近づけるということにかなりの労力が必要だったとのことです。
全体が黒で統一され、質感がとても上がったと感じました。
ミライスピーカー・ステレオで本格的に海外進出していきます
株式会社サウンドファンは2023年11月にアメリカをターゲットにいよいよ海外進出を本格的に開始します。
なお、海外に進出するうえでサウンドバーのように使えるよう、「ミライスピーカー」をステレオ化することは、大前提だったとのことです。
実際にアメリカに進出するにあたり、アメリカ国内でモニターを募り、ひとりひとりのお宅にお邪魔して、使用感度などを確認していったそうです。
株式会社サウンドファンは、「ミライスピーカー」を通じて日本国内にとどまらず、海外の聞こえで悩むとされている世界5億人の方、そしてそのご家族の方に貢献できるよう今後も精力的に活動を続けていきます。
ミライスピーカーで個人から社会全体の難聴の方に貢献していきます
WHOの世界聴覚報告書によると、2050年になると世界で25億人(世界の4分の1)が聞こえに課題を抱えることになると予想しています。
そのような中で、先進国ではこの聞こえに対しての解決策として補聴器が出回っています。
しかし、その普及率は先進国である日本、アメリカ、中国で10~20%程度、国から補助金の出る、フランスやドイツでも40%程度です。
補聴器は高額で、調整も自身でできるものではありません。
ですので、老人性難聴など聞こえにくさを感じる人すべてに補聴器が普及することは難しいと考えられます。
そこで、株式会社サウンドファンは、「ミライスピーカー」独自の曲面サウンド技術をまずはテレビ用スピーカーとして普及させていきたいとしています。
そして、公共機関に使われるスピーカーへ導入、最終的にはすべてのスピーカーに導入されることで社会に貢献したいと考えています。
これからの高齢化社会の中で、求められていく事業だと感じました。
ミライスピーカー・ステレオの気になる使い勝手は?
今回の「ミライスピーカー・ステレオ」の発表会の後に体験会がありました。
従来の「ミライスピーカー・ホーム」と同様に言葉がくっきりと聞こえる不思議な感覚を覚えました。
しかし、発表会会場という特殊な環境であったため、実際に自宅のテレビ視聴環境で確認しなければ本当の実力はわからないなと感じました。
当サイト「親守りのススメ」では、10月20日に発売された「ミライスピーカー・ステレオ」の購入手続きを行いました。
「ミライスピーカー・ステレオ」が届き次第、様々な検討を行い、最速レビュー記事を作成する予定です。
ぜひご期待ください。
ミライスピーカー・ステレオ新作発表会に参加した感想
これまで、当サイトでは約2年にわたり「ミライスピーカー」について直接購入し、様々な検討や調査を実施してきました。
その甲斐があってか、今回多くの方のご厚意により、株式会社サウンドファン社の「ミライスピーカー・ステレオ」新作発表会に参加することが出来ました。
これまで「ミライスピーカー」は数多くの製品が世に出ましたが、今回の「ミライスピーカー・ステレオ」は、これまでの「ミライスピーカー」シリーズのひとつの到達点であると感じました。
そして、この「ミライスピーカー・ステレオ」の完成と共に海外進出を本格化させるなど、株式会社サウンドファンの曲面サウンド技術を用いた事業展開は次のステージに進んだものと私は考えています。
今後、当サイトでは、「ミライスピーカー・ステレオ」の実機レビューや使用者への独自調査など様々な一次情報を入手し、記事としてまとめていきます。
引き続き、株式会社サウンドファンが開発した「ミライスピーカー」の動向に目が離せません。