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「ミライスピーカー」が他のテレビ用スピーカーと異なる点は、音量を変えなくても聞き取りやすい音に変換する点です。
これにより、同じ音量でも難聴などにより聞き取りにくい方には聞き取りやすく、家族の方はうるさくない。
そして、テレビのそばに置いても音が部屋全体に広がり、離れていても聞き取りやすいという特徴があります。
ここまで聞くと、「怪しい」と感じる方もいるかもしれません。
本記事では、「ミライスピーカー」のコンセプトを知るために、開発者のエピソードや特許を読み解き、専門用語を解体し、製品の信頼性と精度を確保するための技術者のこだわりをとことん突き詰めます。
その結果、「ミライスピーカーは自作できるほど簡単なものではない」「開発者のこだわりが詰まった製品である」という結論に至ります。
そのため、「ミライスピーカー」は公式サイトから購入し、返金保証を利用して製品の性能を見極めることをおすすめします。
ミライスピーカーの仕組みと原理:曲面サウンドで音波を変える
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現行の「ミライスピーカー」と、他のスピーカーは具体的にどこが違うのか?
それは、通常のスピーカーコーンに曲面振動板を加えた構造を採用していることです。
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2020/11/d735d07e27151d458c974c81364387fe.png)
具体的に見ていきましょう。
ミライスピーカーの曲面振動板とは?
「ミライスピーカー・ホーム」の曲面振動板はミライスピーカーの内側にある白い板になります。
![ミライスピーカー・ホーム 振動板](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2021/10/5a4e63d7221be57601b4f5d482727fc8-1.jpg)
![ミライスピーカー・ホーム 振動板](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2021/10/5a4e63d7221be57601b4f5d482727fc8-1.jpg)
また、2023年10月20日に新発売となった「ミライスピーカー・ステレオ」はこの曲面振動板は2つあります。
![ミライスピーカー・ステレオ 振動板](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/10/4a2f01dc56b54234ebf03aa956d6e8c3.webp)
![ミライスピーカー・ステレオ 振動板](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/10/4a2f01dc56b54234ebf03aa956d6e8c3.webp)
これが、聞き取りにくい人でも聞き取りやすくするための工夫です。
この曲面振動板を思いつくに至った経緯は蓄音機の音は聞き取りやすい音であるという話を聞いたことから始まります。
当時名古屋学院大学 リハビリテーション学部の教授であった増田 喜治氏が、高齢者向けに蓄音機を使い音楽療法をしているという情報を聞き、話を聞きに行ったことがきっかけです。
この蓄音機は先端のラッパ状の構造が特徴的ですが、このカーブが原因なのではないかと開発元であるサウンドファン社は判断し、ミライスピーカーの開発に取り組みました。
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実際に以下の動画をご覧ください。
実際に板を曲げることでオルゴールの音がはっきりしていることが分かるかと思います。
これによりミライスピーカーの原型が作られました。
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/01/8bdd71eea79f51bcd7a3d69f27b2223b.webp)
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こちらは試作機です
コーン型振動板と曲面振動板のハイブリッド構造で小型軽量化
しかし、この曲面振動板だけだと専用の部品(アクチュエーター)が特注の物を使用しなければならず、量産化やコストダウンが難しイという欠点がありました。
そこで、考えられたのが、一般的なコーン型振動板に曲面振動板を取り付けたハイブリッド構造です。
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/01/5680e0f6099011bf6d6fc04aaf175631.webp)
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これにより、コーン型振動板に用いるアクチュエーターで振動させ、曲面振動板にも振動が伝わり、音が発せられるようになります。
サウンドファン社はこちらの技術を特許(特許第6586702号、特許第7025833号)として登録しています。
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他にもサウンドファン社はミライスピーカー関係で計21件の特許を登録しています!!
ミライスピーカーの音は何が違うのかデータを基に検証
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/01/8fd17f04c841c3968b7c7fbd0ddde75d.png)
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「ミライスピーカー」は蓄音機の構造を応用し、かつ小型化、低価格化を可能にした製品であることが分かりました。
では、実際に他のスピーカーに比べて本当に差があるのかどうか、気になりますよね。
実際に「ミライスピーカー」をつかって聞こえやすくなることはわかるのですが、製品を開発し、その効果を第三者に示すためには客観的なデータが必要です。
そこで、「ミライスピーカー」開発元のサウンドファン社では大学の研究室と連携し、その差を科学的根拠を基に証明しています。
音の可視化でポイントとなるのは「音圧」と「粒子速度」です。
サウンドファン社では、この「音圧」と「粒子速度」の違いについて、早稲田大学、および東京都立大学の2つの研究室で、それぞれ異なる検討方法を用いて「ミライスピーカー」と従来のスピーカーの比較を行っています。
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2020/11/17bc7a64bf873e65ffd4e6c977a74789.png)
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具体的に見ていきましょう。
音を可視化した場合の従来のスピーカーとの比較
可視化が難しい音波ですが、早稲田大学 表現工学科 及川 靖広教授らの協力により、従来のスピーカーとの音波の違いが確認されました。
こちらのデータを見て下さい。
こちらは、高齢者が聴こえづらくなる高音域4kHzで測定した通常のスピーカーと「ミライスピーカー」の音波の強さ(音圧)の可視化結果です。
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/01/9e95940a9d6b61bcb9b9688fb359a13c.webp)
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データの見方として、こちらの色が青から黄色であるほど音圧が高いということになります。
この結果から、「ミライスピーカー」の方がより音圧が高いことが分かります。
これにより、「ミライスピーカー」が聞き取りにくい音を届けることが出来るという結果となります。
振動板の振動の違いを従来のスピーカーと比較
先ほどの検討により、「ミライスピーカー」が他のスピーカーと異なり、高齢者の方が聞き取りにくい音を届けやすいということが分かりました。
それでは、次にどのように特徴的な音波が作られているのかを示す必要があります。
東京都立大学 波動情報工学研究室 大久保寛准教授らの協力により、曲面振動板の振動シミュレーション解析を実施しました。
これにより、音が空気と流れとして伝わる速さ(粒子速度)を可視化に成功しました。
以下の図をご覧ください。
こちらは、高齢者が聴こえづらくなる高音域5kHzで測定した通常のスピーカーと「ミライスピーカー」の粒子速度の可視化結果です。
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2021/10/673fb71bb07f6460cab8f2f6e691afb6.jpg)
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中心部から音が放射状に広がっていることが分かります。
通常のスピーカーはスピーカーの一方向(前面)に向けて音波が出ていることが分かります。
一方で、「ミライスピーカー」は幅広く音が広がっていることが分かります。
これにより、「ミライスピーカー」は遠方でも聞き取りやすい音波を出すことが分かります。
特許から読み解くミライスピーカーの自作は難しい訳
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/01/b3cb8ec03ee2ab7472115d852c74d844.png)
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これまでの検討結果より、曲面振動板を用いた、「ミライスピーカー」は高齢者が聞き取りにくい音を出すことが出来、かつ遠くにいても届けることが出来ることが、データで示されました。
振動版を曲げるだけで、この様な効果が出るのであれば、自作もできるのでは?ということで実際に作ってみた方も一部で見受けられます。
しかし、実際に「ミライスピーカー」そのものの性能を再現することは難しいです。
なぜなら、実際に、公式で公表されている情報がすべてではないためです。
私達消費者が見えないところで、一般では公表されていないような細かい工夫が盛り込まれていいます。
私はメーカーの技術者で、研究開発を行い、特許も複数出願しています。
「ミライスピーカー」の開発事例が特許に実施事例で示されているので見てみましょう。
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/01/2c55033619b1009c7195ffd3f9ad7b8a.png)
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こちらは曲面振動板の角度についての検討結果です。
曲面振動板の曲げ角度 | 評価 | 難聴者(人数/31人) | 健聴者(人数/193人) |
---|---|---|---|
0° | ◎ | 0 | 0 |
〇 | 2 | 193 | |
△ | 4 | 0 | |
✖ | 25 | 0 | |
45° | ◎ | 0 | 45 |
〇 | 4 | 148 | |
△ | 6 | 0 | |
✖ | 21 | 0 | |
90° | ◎ | 2 | 113 |
〇 | 6 | 80 | |
△ | 17 | 0 | |
✖ | 6 | 0 | |
110° | ◎ | 16 | 193 |
〇 | 7 | 0 | |
△ | 3 | 0 | |
✖ | 5 | 0 | |
130° | ◎ | 16 | 180 |
〇 | 7 | 12 | |
△ | 3 | 0 | |
✖ | 5 | 0 | |
180° | ◎ | 6 | 52 |
〇 | 5 | 141 | |
△ | 7 | 0 | |
✖ | 13 | 0 |
これにより、「ミライスピーカー」の最大の特徴である難聴者でも健聴者でも聞き取りやすい音は振動板を110°でに曲げることであることがベストであることが分かります。
このような細かい調整は製品を開発するうえで欠かすことが出来ず、一般の消費者には公開されないものが数多くあります。
このことを考えると、ミライスピーカーもどきを作ることが出来ても、「ミライスピーカー」の性能を一般の方が自作で再現することは不可能だと考えます。
ミライスピーカーは技術の結晶 公式サイトでお試しを!!
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/01/54d64befcc6a8ddb803a6ca57947d203.webp)
![](https://remote-otona-oyako.com/wp-content/uploads/2023/01/54d64befcc6a8ddb803a6ca57947d203.webp)
ミライスピーカーは、長年に渡る献身的な努力の結果によって生み出された製品です。
開発者のこだわりによって、他のスピーカーとは異なる、音を改良することによって、離れていても聞き取りやすい「ミライスピーカー」を完成させることができたのです。
ミライスピーカーの開発者は、製品に自信があるからこそ、実際に試してもらえるように返金保証を提供しているのです。
これにより、私達は無駄な出費を気にすることなく、実際に「ミライスピーカー」を体験し、その効果を確認することができます。
もし、あなたがこれを体験したいのであれば、公式サイトから「ミライスピーカー」を購入し、返金保証を利用することをお勧めします。
きっとがっかりすることは無いはずです。