
ソニーの子会社であるQrio株式会社が提供するスマートロックである「Qrio Lock」について、実際に実機を試す機会を得ました。
今回は、この「Qrio Lock」を本サイトのテーマである遠方の親の見守りの観点からレビューしていきたいと思います。
本記事は、以下のような方にお勧めです。
- 「Qrio Lock」がどんな製品なのか、実機を試した人の感度が知りたい
- 遠方に住む親の見守りを考えているが、どんな製品・サービスがいいのか悩んでいる方
- 「Qrio Lock」の導入をしたいが躊躇している方
本記事で「Qrio Lock」について実際使ってみたレビュー内容を読んでいただき、「Qrio Lock」との連携でより親の見守りの幅が広がるスマートホームシステム「MANOMA」の公式サイトから、最大2か月間で税込み1,980円の手頃な価格で実際に「Qrio Lock」を試してみて、皆さんにとって「Qrio Lock」が魅力的な製品であるか否かを確認してみて下さい。
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「Qrio Lock」ってどんな製品?

「Qrio Lock」はソニーの子会社であるQrio株式会社が開発したスマートロックです。
まずは以下の動画をご覧ください。
「Qrio Lock」は以下のことが出来ます。
- スマホや専用リモコンを介した自宅玄関の鍵が開閉できる
- スマホもしくは「Qrio Key」での合鍵の共有化
- スマホを通じて鍵の開閉履歴の確認
- 「Qrio Lock」を用いた家事代行サービスの利用

それでは順番に見ていきましょう
スマホや専用リモコンを介した自宅玄関のカギが開閉できる
基本的な操作
これが本来の「Qrio Lock」の本来の肝となる機能です。








こちらの写真は「Qrio Lockアプリ」の管理画面になります。
こちらの写真で示した通り、カギのアイコンを押すことによって、「Qrio Lock」にカギの開け閉めの指示を出すことが出来ます。
また、スマホを持っていない方はスマホの代わりに「Qrio Key」のボタンを押すことによって同様の操作が可能になります。
遠隔開閉機能にはオプションがあります
「Qrio Lock」によって、ドアの前での鍵代わりにスマホや「Qrio Key」で開けることが出来るようになりますが、それに加えて以下のオプションを付与することが出来ます。


- ハンズフリー解錠
- オートロック
- リモート操作
ハンズフリー解錠
ハンズフリー解錠とは、ドアの前でわざわざスマホを準備しなくても、近づくだけで「Qrio Lock」が「Qrio Lockアプリ」をインストールしたスマホのGPS機能を使って自動的に解錠してくれる機能です。



買い物帰りで両手がふさがっていてもスムーズに出入りが出来ます
オートロック
こちらは、あらかじめドアの開閉位置を「Qrio Lock」に覚えこませることで、完全にドアが閉まった際に自動的に施錠することが出来る機能です。
リモート操作


「Qrio Lock」はBluetooth の機能を用いてカギが無くてもスマホなどで施錠や解錠を可能にしています。
しかし、このBluetoothの有効範囲は設置した玄関周辺に限られてしまいます。
そのため、「Qrio Lock」単体の場合、例えば、実家から離れた私達が遠隔で施錠をするといった操作が出来ません。
そこで登場するのが「Qrio Lock」拡張デバイスである「Qrio Hub」です。
「Qrio Lock」と「Qrio Hub」を連携させることによって、私達のスマホから指示を出した場合、「Qrio Hub」がこれらの情報を収集し、「Qrio Lock」に指示を出すことで遠隔操作を可能にします。
スマホもしくは「Qrio Key」での合鍵の共有化
「Qrio Lock」は、家族や一時的にゲストの方にも合鍵として「Qrio Lockアプリ」をインストールしてもらうことによって、疑似的に合鍵を作ることが出来ます。
その際以下のような形で権限を分けることが出来ます。
出来ること | マスターキー | ファミリーキー | ゲストキー |
---|---|---|---|
ハンズフリー解錠 | 対応 | 対応 | 対応 |
リモート操作 | 対応 | 対応 | 対応 |
合鍵の作成・管理 | 対応 | 対応 | 未対応 |
ロックの設定 | 対応 | 対応 | 未対応 |
ロックの初期化 | 対応 | 未対応 | 未対応 |
1ドア2ロックの設定 | 対応 | 未対応 | 未対応 |
最初に「Qrio Lock」をセットアップした際にインストールした「Qrio Lockアプリ」はマスターキーの扱いとなり、そこから、「Qrio Lockアプリ」を通じてメールやLineで家族やゲストの方に「Qrio Lockアプリ」をインストールしてもらいます。
その際に、上記の権限をあらかじめ設定することで、対象者のスマホに合カギに制限を与えることが可能です。



通常合鍵はお金がかかりますが、「Qrio Lock」ならスマホがあればタダで合鍵が発行できます。
また、前述の「Qrio Key」にも合カギの権限を与えることが可能です。
なお、「Qrio Key」はボタンを押すことによる対象の扉の開閉のみの操作しかできません。
スマホを通じて鍵の開閉履歴の確認




また、「Qrio Lock」と「Qrio Hub」取り付けた場合、遠方の私達の「Qrio Lockアプリ」をインストールしたスマホに「Qrio Lock」が施錠・解錠されたかが通知されます。
また、「Qrio Lockアプリ」から「履歴」を確認すると、直近のカギの施錠・解錠の状況が一目で分かります。
「Qrio Lock」を用いた家事代行サービスの利用
2021年3月に「Qrio Lock」を介してイオングループの家事支援サービス「カジタク」が利用できるようになりました。
今後はサービスの拡充の他、「Qrio Lock」の合鍵機能を活用した不在時での家事代行など、より利便性の高いサービス開発を行うとのことです。
詳しくは以下の公式サイトのプレスリリースをご覧ください(なお、記載のキャンペーンは終了しています)。
「Qrio Lock」を実際試して分かった親の見守りへの活用法


「Qrio Lock」を試してみた結果、親の見守りに使用することを想定した場合、細かい調整をすることなしで、以下のような側面から親を見守りにメリットがあることが分かりました。
- 家の戸締りの状態で遠方の親が普段通り生活できているか確認できる
- 私達が遠隔でカギを開閉することが出来る
- 「Qrio Lock」で合鍵を発行して家族で共有できる
家の戸締りの状態で親が普段通り生活できているか確認できる
前述の通り、「Qrio Lock」は「Qrio Lockアプリ」を通じて施錠・解錠の確認ができます。
これにより、私達の遠方の親が普段通りの生活が送れているかの確認ができます。
ここでの、ポイントは監視されていると親が感じにくい点です。
「Qrio Lock」ではプライバシーを侵害されていると感じることが少ないことから、両親への説得も比較的容易であると考えられます。
私達が遠隔でカギを開閉することが出来る
「Qrio Lock」では「Qrio Hub」との組み合わせで遠隔での鍵の開閉が可能となります。
これにより、万が一親が施錠を忘れて外出したとしても私達が施錠することが可能です。
また、親の具合が悪くなった際にも迅速に実家のカギの解錠が可能になります。
「Qrio Lock」で合鍵を発行して家族で共有できる
遠方の親を見守るために兄弟で鍵を共有する他、万が一の事態に近所の方に一時的なゲストキーを発行して、親の様子を見てもらうということも可能になります。
「Qrio Lock」は「MANOMA」との連携で更に親の見守りの可能性が広がります




「Qrio Lock」はソニーが提供するスマートホームサービスである「MANOMA」の付属機器としても使用することが出来ます。
「MANOMA」は各種機器とインターネットを通じて連携させ、新しい家庭での生活環境を提供することを目的としています。
そのため、「Qrio Lock」とこれらの機器を組み合わせて使用することで、さらなる親の見守りの可能性が広がります。
因みに、「MANOMA」を経由することによって「Qrio Lock」は「Qrio Hub」を介さずとも遠隔で「Qrio Lock」の操作や管理が可能になります。
実際に私が「MANOMA」の「お試し見守りスマートロックセット」を導入して試しましたので、その内容は当サイトの『MANOMAを実際に試した私の口コミ 遠方の親の見守りに使える?』の記事を参照ください。
「Qrio Lock」をどこで購入・契約すればすればいいか?


「Qrio Lock」を実際に使用する場合にどのような形で購入・契約するのがいいのでしょうか?
考えられる方法として以下の方法が考えられます。
- 「Qrio Lock」を直接購入する
- 「MANOMA」のサービスを契約して付属機器として使用する



それでは、それぞれ見ていきましょう。
「Qrio Lock」を直接購入する
「Qrio Lock」を購入する際には以下の2つの方法があります。
- インターネットを介して購入する
- 認定販売店で購入する
インターネットを介して購入する
「Qrio Lock」は公式サイトから購入しようとすると、Amazonのホームページに飛びますので、こちらが正規の購入方法になります。
それ以外でも楽天や、Yahooショッピングでも購入可能です。
認定販売店で購入する
また、メーカーであるQrioは「Qrio Lock」の認定販売店での購入を勧めています。
- ケーズデンキ
- コジマ
- Joshin
- ソフマップ
- nojima
- ビックカメラ
- +Style
- ヨドバシカメラ
「MANOMA」のサービスと契約し、付属サービスとして用いる
もう一つの方法は、先述の「MANOMA」のサービスを契約し、付属サービスとして使用することです。
例として「MANOMA」の基本プランに「Qrio Lock」をセットにした最大2か月で1,980円で試すことが出来る「お試しスマートロックセット」をそのまま解約せずに使用し続ける場合の料金の概要は以下の通りです。
詳しくは当サイトの『MANOMAを実際に試した私の口コミ 遠方の親の見守りに使える?』の記事を参照ください。
直接購入と「MANOMA」でのサービス加入、どちらがいい?


それでは、直接購入と「MANOMA」でのサービス加入についてどちらが皆さんにとって満足するものになるでしょうか?
それぞれの場合をまとめてみました。
直接購入が向いている方
直接購入が向いている方は以下のような方です。
- まとめて一度に購入してこれ以上の費用は発生させたくない
- 「Qrio Lock」のみでシンプルに運用したい
「MANOMA」でのサービス加入が向いている方
一方で「MANOMA」でのサービス加入が向いている方は以下の通りです。
- 「MANOMA」との連携で「Qrio Lock」をより有効に活用したい
- 「MANOMA」でより一元化されたスマートホームサービスで見守りを行いたい



とはいえ、実際に触ってみたり、体験してみないとわからないですよね。
まずは「Qrio Lock」の使い勝手を実際に試してみましょう!!


「Qrio Lock」が実際にどんなことが出来るか、そして「Qrio Lock」が当サイトのテーマである親の見守りという観点でどのように役に立つのかを紹介しました。
そして、「Qrio Lock」を利用するうえで、直接購入する方法と、ソニーのスマートホームサービスである「MANOMA」に契約して使用する方法を紹介しました。
では、実際に「Qrio Lock」が皆さんのニーズにこたえられる製品なのか?
仮に導入するとして、どちらの方法で導入するのがいいのか、迷ってしまいますよね。
そこで、お勧めなのが、「MANOMA」の「お試しスマートロックセット」になります。
こちらは、「MANOMA」の基本セットに「Qrio Lock」をセットにしたプランで、最大2か月間で1,980円で期間中の解約金なしという内容となっています。
まずは、こちらの「お試しスマートロックセット」を試してみて、「Qrio Lock」の使い勝手や、単独での購入か、「MANOMA」のサービスとしての契約かを決めてみてもいいかと思います。
詳しくは本サイトの、『MANOMAを実際に試した私の口コミ 遠方の親の見守りに使える?』の記事を参照ください。
期間中の解約金なし
MANOMAの公式サイトで
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