
みなさんはふるさと納税を使っていますか?
地元をはじめとした応援したい自治体を応援することが出来、かつ返礼品を貰うことが出来る(むしろこちらが目的?)と既に馴染みの深い制度ですよね。
今回はこのふるさと納税を使って、親にしてあげられることはないかについて考えたいと思います。
元々は”ふるさと”とあるだけに、離れて暮らす私達にとって、ふるさと納税は遠方の親を見守るにあたって強力な味方になります。
このふるさと納税制度を利用することで親にどんなことをしてあげられるのでしょうか?
そして、この制度を最大限に利用するにはどのような手段を用いればいいのでしょうか?
この記事によって以下のことがわかるようになります。
- ふるさと納税によって親にしてあげられることがわかる
- ふるさと納税で利用できる親の見守りサービスがわかる
- ふるさと納税を使うにあたって便利なサービスがわかる

ふるさと納税を上手く使い、自分の故郷を想い、離れた親に親孝行してみませんか?
ふるさと納税って何だろう?

そもそもなぜこのような制度ができたかということなのですが、地方に生まれた若い人は大学に進学したり、就職する際に都市部に移り住むことによって、支払われる税金が都市部に集中し、故郷に納税されず、地域によって格差が生じているということが問題視されたところから始まりました。
ふるさと納税制度は、この問題を解決するために希望する自治体に寄付し、確定申告を行うことで、その寄付金額の一部が所得税、もしくは住民税から控除される制度です。
控除の対象ですが、原則として自己負担額の2,000円を除いた金額になります。
詳しくは以下の総務省が運営するふるさと納税ポータルサイトをご覧ください。
ふるさと納税で親にしてあげられることとは?

では、このふるさと納税制度を使って親にしてあげられることは具体的にはどんなことが考えられるでしょうか?
大きく分けて以下の3点が考えられます。
- 地元への財政的な支援による間接的な親のサポート
- 返礼品を親に贈る
- 返礼品で親を見守り、サポートする

順を追って説明していきますね
地元への財政的な支援による間接的な親のサポート
本来のふるさと納税制度が目指すものに一番近いのではないでしょうか?
地元に納税をすることによって、地元の財政が潤い、地元の住民が生活するうえでより良い状況となります。
また、基本的にどの自治体でもふるさと納税制度による寄付金の使い道を寄付するものが決めることが出来ます。
これにより、例えば、高齢者が住みよい環境にするように使用用途を指定することによって、間接的ではありますが自分の親をサポートすることに繋がります。
返礼品を親に贈る
ふるさと納税制度により自治体に寄付をすると、ほとんどの場合一定額以上の寄付で返礼品がもらえます。この返礼品の送り先は、自身だけでなく、別の住所に贈ることが可能です。つまり、返礼品をプレゼントとして親に贈ることも可能となります。
ですので、全国の自治体に寄付をしてその自治体の特産物を親に贈るということで親孝行することも可能になります。
返礼品によって親をサポートする
ふるさと納税の返礼品には前述の各自治体の特産物にとどまらず、いろんな種類のものが出回っています。その中には、実家やお墓、そして私達の親の見守りサービスを返礼品として扱っている場合が数多く見受けられるようになりました。
その種類は非常に多種多様で、こんなものもあるのかと驚かされるものばかりです。今回はこちらの返礼品でもらうことのできる親や実家の見守りサービスを中心に一緒に見ていきたいと思います。
ふるさと納税でできる親のサポート例一覧

ふるさと納税でできる親のサポート例として以下のものが挙げられます。
- 面会型見守りサービス
- お墓掃除代行サービス
- 家事代行サービス

それでは順番に見ていきたいと思います
面会型見守りサービス
一番多いのがこの面会型見守りサービスです。面会型見守りサービスとは、定期的に専門のスタッフが直接親の元に訪れて、親の様子を定期的に確認してくれるサービスになります。
このサービスは、普段私達が日常使用している宅配サービスを行う業者が行うことが多く、普段のこれらのサービスに付随して見守りを行ってくれる場合もあります。
なお、面会型見守りサービスについては以下の記事にも記載されています。

それではふるさと納税の返礼品でどのような面会サービスが受けられるのか見ていきましょう
郵便局の見守りサービスが圧倒的に多いです
近年、各自治体が日本郵便会社との間で”郵便局の見守りサービス”をふるさと納税の返礼品とする協定を結ぶケースが増えてきているようです。実際に、ふるさと納税のポータルサイトを確認してみると他の見守りサービスに比べその数は格段に多い状況にあります。
確かに郵便局は全国に存在しており、サービスを全国に展開する基盤はすでに整っています。
大体の寄付額の目安は直接訪問型が25,000円(3か月)~100,000円(12か月)程度となっています。
また、電話での見守りサービスについての金額の目安は13,000円(3か月)~55,000円(12か月)程度となっています。
注意点としては、実際に親が住む自治体にこれらのサービスを取り扱っていることが前提となります。
例として以下のリンクをご覧ください。
また、郵便局のみまもりサービスについて以下の記事でその詳細を解説していますので、興味なる方はご覧ください。
ほかにもあります面会型見守りサービス
郵便局の他にもいろんな会社や組織が面会型の見守りサービスをふるさと納税の返礼品としています。
例えば、佐賀県の神埼市などではヤクルトの宅配時に親の安否確認をしてくれるサービスがふるさと納税の返礼品としています。
また、鹿児島県の湧水町では地元のシルバー人材センターが同様の面会型見守り型サービスを返礼品として出しています。
お墓掃除代行サービス
また、地元にあるお墓掃除を代行してくれるサービスも各自治体で多く返礼品として出されています。
親が年齢を重ねると、なかなかお墓掃除をするにも体力を使っておっくうになってしまいます。かといって、私達が事あるごとに実家を訪れお墓掃除をするのはかなりの労力を要します。
そこで役に立つのが、お墓掃除代行サービスです。
このサービスは依頼者に代わりに、シルバー人材センターなどの組織や業者が、実家のお墓を掃除してくれるサービスになります。掃除をした前後の写真を撮影し、依頼者に贈ってくれる場合がほとんどで、更にお参りまでしてくれる場合もあります。
金額の目安として1回につき10,000円~20,000円程度となっています。
参考までに大分県竹田市のお墓掃除代行サービスを掲載しますね。

新型コロナウィルスが猛威を振るう中、なかなか実家に帰れない状況ですので、もし自身の実家の自治体がこのようなサービスを取り扱っているのなら、有効活用したいものです
家事代行サービス
お墓掃除以外でも、実家に住む親の代わりに家事や掃除などを行ってくれるサービスを一部の自治体ではふるさと納税の返礼品として採用しています。
寄付額は、回数や利用期間によって本当に様々です。実家がある自治体でこのようなサービスがあるか、そしてどんな内容かを確認されたうえで、検討されるといいかと思います。
参考までに、奈良県生駒市の家事代行サービスについて掲載しますね。
お勧めのふるさと納税サイトはどこか?

ふるさと納税サイトを選ぶポイント
みなさんはどのふるさと納税サイトで納税していますか?
ふるさと納税制度が出来てからそれなりの期間が経過し、各自治体の返礼品をまとめたサイトが数多く開設されていますね。
正直どこを選ぶのがいいのか悩んでしまう方が多いのではないでしょうか。
実際に、ふるさと納税サイトを選ぶポイントとして以下のものが考えられます。
- 自治体や返礼品登録数が多いか
- 使いやすいサイトか
- ポイントなど独自のお得な制度があるか
このような点を考慮して、今回私が紹介するのは”楽天ふるさと納税”です。

なぜ、”楽天ふるさと納税”をお勧めするのか、その理由をこれから説明しますね。
楽天ふるさと納税をお勧めする理由
私が”楽天ふるさと納税”をお勧めする理由は以下の通りです。
- 対象となる自治体が多い
- 楽天市場と同様の感度で使用できる
- ポイントが付与される
- 楽天スーパーセールの対象になる
対象となる自治体が多い
現在、”楽天ふるさと納税”では、対象となっている自治体は2020年12月5日現在で1,100自治体と非常に多いです。これ以外ですと、ふるさと納税サイトの老舗である”ふるさとチョイス”が1,788自治体と唯一数で負けていますが、まずは希望する返礼品があるかを”楽天ふるさと納税”で確認するといいと思います。
その理由は以下に記載します。
楽天市場と同様の感度で使用できる
他のふるさと納税サイトを利用する際にはユーザー登録が必要です。しかし、”楽天ふるさと納税”では、楽天市場の会員になっていればすぐに使用することが出来ます。
また、納税する際も楽天市場で商品を購入する際と同様のプロセスで返礼品を選び、納税することが出来ます。
楽天市場と同様にポイントが付与される
こちらも楽天市場で商品を購入する場合と同様です。得られるポイントが次回の楽天市場での買い物をするときに使用できるというのは大きいです。
納税する際の金額はまとまった金額になりますので、得られるポイント額は基本1%ですがその額は馬鹿に出来ないです。
更に楽天カードでの決算を行った場合、カードへのポイント還元が1%上がります。更に、5と0の付く日は楽天ポイントが5倍になるというのも魅力的ですよね。
楽天スーパーセールの対象になります
更に楽天市場では大体3か月に1回”楽天スーパーセール”が行われます。その中で、対象期間中にショップを最大10ショップ買い回ることで、得られるポイントが最大で10倍になるという特典がありますが、これには楽天ふるさと納税も含まれます。

ふるさと納税制度はその年分の締め切りは12月ですので、楽天スーパーセールのタイミングで今年分の申請を全て済ませておくことをお勧めします
まとめ

今回は、ふるさと納税制度を用いた親のサポート方法にまとめてみました。
この制度を用いることで、地元に納税することが出来、間接的に地元に住む親をサポートすることが出来る他、見守りサービスなどを返礼品として選ぶことで、親も私達子供もお互いに安心した生活を送ることが出来ます。
ふるさと納税制度の年ごとの締め切り月は12月ですので、納税上限額にまだ達していない方はぜひとも前述の活用方法を検討してみて下さい。
その際には、”楽天ふるさと納税”を通じて、更に楽天スーパーセール期間中に納税することで、私達の生活がより良くなるかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。